フェルスタッペン、衝突したノリスとの友情関係修復を歓迎
【シルバーストーン(英国)AFP=時事】フォーミュラワン(F1、F1世界選手権)に参戦するレッドブルのマックス・フェルスタッペンは4日、今季第11戦オーストリアGPで衝突したマクラーレンのランド・ノリスとの友情関係の修復を歓迎した。≪写真は、F1第12戦英国GP、パドックを歩くレッドブルのマックス・フェルスタッペン≫
フェルスタッペンは、物議をかもした衝突が起きた6月30日のレースの翌日にノリスと言葉を交わし、これまでと同じように互いに激しくレースを続けることで合意したと明かした。
オーストリアGPの64周目にフェルスタッペンをオーバーテークしようとしたノリスだったが、両者は衝突してともにパンクに見舞われた。原因をつくったとして10秒のペナルティーを受けたフェルスタッペンは、ピット後レースに戻って5位でフィニッシュしたが、ノリスはリタイアに終わった。
フェルスタッペンは「互いに激しいレースをしているから、僕らが一緒にあんなことになってしまって本当に腹立たしかったし、残念だった。友人とこんなことが起きるとがっかりだ」と述べた。
「それでもすぐに、互いに激しく競い合っていかなきゃならないと2人で言ったんだ。それが僕らのやりたいことだから。F1だけでなくオンラインでもほかのことでもそうだし、お互いに楽しんでいることなんだ。これからもそうしていく」
一方でノリスは、自身が過剰反応したと認めることで口論をやわらげた。
ノリスは「正直言って彼が謝罪する必要はなかったと思う。レース後の自分の発言は、当時いらだっていたからだ。アドレナリンが出て、感情が高まって必ずしも強く思っていないことを言ってしまったかもしれない」とし、「僕らのレースが終わってしまって、悲しい出来事だった」と述べた。
「彼が謝罪すべきではないと思う。まとめると、良いレースだった。時にはもしかしたら危険な状況だったかもしれないが、僕らはそのことについて話し合い、またレースできることを2人で喜んでいる」
英スカイ・スポーツに今回の出来事の反応について心配したかと問われたフェルスタッペンは、「いいや、人生で自分が気にかけているのはランドとうまくやっていくことだけだ」と応じた。【翻訳編集AFPBBNews】
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