バイデン氏、討論会「しくじった」=選挙継続に意欲、「体調問題なし」
【ワシントン時事】バイデン米大統領(81)は4日放送のラジオ番組で、精彩を欠いた先の大統領選テレビ討論会について「しくじった」と失敗を認めた。その上で「討論会の90分ではなく、3年半の実績を見てほしい。われわれはこの選挙に勝つ」と強調。高齢不安から民主党内で撤退論が上がる中、選挙戦継続に意欲を示した。
一方、米主要メディアは4日、バイデン氏が討論会後に医師の診察を受けていたと報じた。バイデン氏が3日の民主党知事団との会合で明らかにし、「体調に問題はない」と主張した。
バイデン氏は知事らに対し、スタッフの助言に耳を貸さず無理をしたと説明。「もっと睡眠を取る必要がある」と語り、午後8時以降は日程を組まないなど、選挙運動のスケジュールを見直す考えも示した。ただ、会合ではバイデン氏が勝利する可能性に疑問を投げ掛ける声も出たという。
[時事通信社]
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