パリ五輪、OA枠は活用せず=08年北京五輪以来―サッカーU23日本代表
パリ五輪に臨むサッカー男子のU23(23歳以下)日本代表で、年齢制限のないオーバーエージ(OA)枠を活用しないことが2日、関係者への取材で分かった。最大3枠のOA枠を起用しないのは、2008年北京五輪以来となる。五輪メンバー18人は、3日に発表される。
大岩剛監督はかねて守備陣を中心にOA枠の起用を模索してきた。A代表主将の遠藤航(リバプール)は3大会連続出場へ意欲的だったが、クラブ側が派遣を認めず、板倉滉(ボルシアMG)、守田英正(スポルティング)らの招集も実現しなかった。
日本協会は今年に入って、A代表の選手に対してパリ五輪への参加意思を確認し、複数の選手が出場希望を回答。ただ、五輪が国際Aマッチデー期間外に行われるため、所属クラブの同意が必要で交渉が難航したほか、今夏に移籍を探る選手が絡んだことも一因となった。
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