前駐独大使が急死=「KGB監視対象」―ベラルーシ
「欧州最後の独裁者」と呼ばれるルカシェンコ大統領が治めるベラルーシで6月下旬、駐ドイツ大使を2016年から8年間務めて帰朝した外交官デニス・シドレンコ氏(48)が急死した。独立系メディアは、シドレンコ氏が「首都ミンスクの高層ビルから飛び降りた」と報道。今年3月の解任後、西側諸国との内通を疑う国家保安委員会(KGB)の監視対象だったと伝えた。
独立系メディアによると、欧州連合(EU)加盟国から帰国する全外交官は、厳しい尋問を受ける。ベラルーシ外務省出身で、国外で活動する反政権派幹部パベル・ラトゥシコ氏は、シドレンコ氏がポリグラフ(うそ発見器)検査を通らなかったという見方を示した。
シドレンコ氏死去は、葬儀とメディア報道があった26日に外務省が発表。死亡日は公表されていないが、その数日前という情報がある。
[時事通信社]
最新動画
最新ニュース
-
平野歩夢が優勝 スノーボードW杯
-
首相「対立と分断の1年」
-
住宅火災で3人死亡=家族か―秋田
-
「ぜいたく税」過去最多=ドジャースなど9球団―米大リーグ
-
米政権が「不当な影響力」=日鉄、買収阻止なら法的措置も―報道
写真特集
-
【野球】慶応大の4番打者・清原正吾
-
【競馬】女性騎手・藤田菜七子
-
日本人メダリスト〔パリパラリンピック〕
-
【近代五種】佐藤大宗〔パリ五輪〕
-
【アーティスティックスイミング】日本代表〔パリ五輪〕
-
【ゴルフ】山下美夢有〔パリ五輪〕
-
閉会式〔パリ五輪〕
-
レスリング〔パリ五輪〕