若手躍動で死角なし=ソフトバンク、勝率7割に―プロ野球
首位ソフトバンクに死角が見当たらない。若手が躍動し、8カード連続の勝ち越し。13号3ランを放った主力の近藤は「若い選手がはつらつとやっていて、良い相乗効果が生まれている」。ヒーローインタビューで目を細めた。
打線で目立ったのが、2安打2打点をマークした24歳の正木。1―0の四回1死一、二塁で速球を完璧に捉え、中越えの2点二塁打を放った。「チャンスをいただいている。期待に応えたい思いが強かった」。流れを引き寄せる一打になった。
チームは故障者も出ているが、選手層が厚い。柳田の不在は正木や柳町がカバーし、三森の代役はルーキー広瀬。この日は今宮が前日に受けた死球の影響でスタメンを外れたが、代わりの川瀬が先制打を含む2安打を放ち、好守でも貢献した。
小久保監督は川瀬の活躍を例に挙げ、「レギュラーがいなくなっても、いける選手がいるのは心強い」。70試合を終えて勝率は7割超。勢いは増す一方だ。
[時事通信社]
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