35年温室ガス目標を議論=計画見直しへ初会合―政府
政府は28日、温室効果ガス削減の裏付けとなる地球温暖化対策計画の見直しに向け、有識者会議の初会合を開いた。2050年の排出量実質ゼロにつながるよう、35年の削減目標の設定を目指す。計画は今年度内にも改定する。
八木哲也環境副大臣は会議で、生成AI(人工知能)による電力需要の増加に触れ「複雑な状況変化を踏まえた気候変動対策が求められている」と語った。温暖化対策の国際枠組み「パリ協定」では、25年に35年目標を提出することが必要で、政府は来年2月までに新たな目標を国連に出す方針。
現行計画は21年に閣議決定。温室ガス排出量を30年度に13年度比で46%削減し、50年に実質ゼロとする目標が盛り込まれた。エネルギー基本計画の改定と並行して議論を進める。
[時事通信社]
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