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2024-06-28 10:19

検事総長に畝本氏＝初の女性検察トップ―東京高検検事長は斎藤氏

　政府は２８日の閣議で、甲斐行夫検事総長の勇退を認め、後任に畝本直美東京高検検事長を起用する人事を決めた。検察トップの検事総長への女性の起用は初めて。畝本氏の後任には斎藤隆博次長検事、斎藤氏の後任には山元裕史東京地検検事正がそれぞれ就く。高嶋智光名古屋高検検事長は辞職する。発令はいずれも７月９日付。　
　〔検事総長〕
　畝本　直美氏（うねもと・なおみ）中大法卒。８８年検事任官。最高検公判部長、広島高検検事長を経て２３年１月東京高検検事長。６１歳。千葉県出身。
　〔東京高検検事長〕
　斎藤　隆博氏（さいとう・たかひろ）中大法卒。８９年検事任官。最高検刑事部長、横浜地検検事正を経て２３年７月次長検事。６１歳。長野県出身。
　〔次長検事〕
　山元　裕史氏（やまもと・ひろし）一橋大法卒。９０年検事任官。東京地検次席検事、東京高検次席検事を経て２３年７月東京地検検事正。６０歳。鹿児島県出身。
　〔名古屋高検検事長〕
　菊池　浩氏（きくち・ひろし）東大法卒。９０年検事任官。法務省人権擁護局長、最高検検事を経て２２年８月出入国在留管理庁長官。６０歳。茨城県出身。
　〔福岡高検検事長〕
　松本　裕氏（まつもと・ゆたか）大阪大法卒。９１年検事任官。法務省官房長、最高検監察指導部長を経て２３年７月最高検公安部長。５９歳。兵庫県出身。
　〔最高検刑事部長〕
　松下　裕子氏（まつした・ひろこ）早大法卒。９３年検事任官。山形地検検事正、法務省人権擁護局長を経て２３年１月同省刑事局長。５６歳。東京都出身。
　〔法務省刑事局長〕
　森本　宏氏（もりもと・ひろし）名古屋大法卒。９２年検事任官。津地検検事正、東京地検次席検事を経て２３年７月最高検刑事部長。５６歳。岐阜県出身。
　〔法務省人権擁護局長〕
　杉浦　直紀氏（すぎうら・なおき）東北大法卒。８９年法務省に入り、人権擁護局調査救済課長、同局総務課長を経て２３年４月仙台法務局長。５８歳。静岡県出身。
　〔法務省矯正局長〕
　小山　定明氏（こやま・さだあき）神戸大教育卒。８７年法務省に入り、矯正局少年矯正課長、同局総務課長を経て２２年８月同省官房審議官（矯正局担当）。５９歳。長野県出身。
　〔出入国在留管理庁長官〕
　丸山　秀治氏（まるやま・ひではる）広島大法卒。８７年法務省に入り、入管庁在留管理支援部長、出入国管理部長を経て２３年７月次長。５９歳。広島県出身。
［時事通信社］

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