阪神の村上、完封逃すも熱投=約2カ月ぶり白星―プロ野球
九回1死から1点を失ったところで降板を告げられると、阪神の村上は思わず苦笑いを浮かべた。それでも九回途中1失点、133球の熱投で約2カ月ぶりの白星となる3勝目。「チームに迷惑をかけていたので勝ててよかった」と久々の勝利をかみしめた。
一回に先頭からの連打で招いた無死一、二塁のピンチを切り抜けると、尻上がりに調子を上げた。その後も緊迫した状況が続いたが、「回の先頭を出さないように意識した」。力強い直球に緩い変化球を効果的に織り交ぜ、スコアボードにゼロを刻んだ。
完投勝利を挙げた4月30日の広島戦を最後に白星から遠ざかった。打線の援護に恵まれない日もあったが、「自分の仕事ができるように」と集中。粘り強く腕を振り、終盤の大量援護を呼び込んだ。
今月25日に26歳の誕生日を迎えた。「心機一転、一からという意味でチームに貢献できるように、勝っていけるようにしたい」。強い気持ちで臨んだ登板で昨季のMVP右腕が長いトンネルを抜けた。
[時事通信社]
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