2024-06-26 22:50スポーツ

勝負強さ光った上本=適時打2本、中軸の働き―プロ野球・広島

 広島の3番上本が2安打2打点で中軸の役目を果たした。けがで長打力のある末包を欠く中で打線をけん引し、「全員で戦っていく。末包が帰ってくるまで頑張りたい」と力強く誓った。
 まずは一回。無死一、三塁の場面で小川の変化球をうまくバットで拾って左前へ。「初回から先制することができてよかった」。2点リードの五回は左翼線への適時二塁打で駄目を押し、左翼守備でも飛び込んで好捕するなど、攻守で貢献した。
 プロ11年目の昨季は、主力が離脱した中で4番起用にも応えた。新井監督は「チャンスメークも、つなぐこともできるし、勝負強い。すごく大きい存在」。内外野を守れる33歳への信頼は厚い。
 今季は5月に左太もも裏を痛めて離脱し、交流戦明けの21日に1軍復帰。「けがをして悔しかった。みんなも頑張っているので、助け合いたい」。層の厚さで、混戦のセ・リーグを引っ張る。
[時事通信社]

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