東京株、2カ月半ぶり高値=半導体けん引、一時600円高
26日の東京株式市場は、半導体株などが買い戻され日経平均株価が大幅に続伸した。取引時間中には一時、前日比600円超上昇。終値も前日比493円92銭高の3万9667円07銭と、4月前半以来約2カ月半ぶりの高値で取引を終えた。
前日の米国市場で米半導体大手エヌビディアが買われた流れを受けて、東京市場でも半導体関連株が上昇。前日発表した中期経営計画が好感されたアドバンテストなど、指数への影響が大きい銘柄が上昇をけん引した。
市場関係者からは「配当金による再投資で需給が好転した」(銀行系証券)との声が出ており、東証プライム市場で6割の銘柄が値上がり。東証株価指数(TOPIX)も15.58ポイント高の2802.95と、3月22日以来、約3カ月ぶりに2800ポイント台を回復した。
[時事通信社]
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