板山、古巣相手に3安打=プロ野球・中日
中日の板山が古巣阪神を相手にバットで大暴れ。四、六回に中前打を放つと、0―0で迎えた八回は2死三塁の好機で打席へ。「絶対にかえすという強い気持ちで打った」。3球目の変化球を捉えた打球は、右前への決勝打となった。「味方として応援してもらった声援が、敵としてはこんなにすごいのかと感じた。忘れられない一日になった」と感慨に浸った。
試合が行われた倉敷は、阪神時代の2016年にフレッシュ球宴でプレーした縁のある球場。ヒーローインタビューの時には観客席に阪神ファンも多く残り、「結果を残せなかったので当時は申し訳ない気持ちもあったが、感謝でいっぱい」と話した。
[時事通信社]
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