2024-06-24 18:54スポーツ

石川「金メダルへ準備を」=強みは東京五輪後の経験値―バレー男子五輪代表

 「史上最強」の呼び声も高い日本男子。52年ぶりのメダルを狙うパリ五輪代表12人が決まった。主将の石川は日本バレーボール協会を通じて談話を出し、「金メダルを取るための準備を最大限にするだけ」と頂点への意気込みを示した。
 サプライズ選出はなく、29年ぶりのベスト8に入った東京五輪の主力が残った。パリ五輪を前に世界屈指の強豪ペルージャへの移籍をかなえた石川は「東京五輪後、それぞれたくさんの経験を積んできた。今のチームの強みはその経験値と、個人でも戦えるところ」と自信をにじませた。
 ネーションズリーグ(NL)序盤は石川と高橋藍が不在の中で上々の結果を残し、戦力の底上げも確認できた。世界ランキングは2位に上がり、メダル獲得の下地は整った。ブラン監督は「五輪に選手全員が良いコンディションで臨めることが最も重要」と話した。
 27日にポーランドで始まるNLの決勝トーナメントは、五輪の準々決勝以降を想定した戦いとなる。指揮官は「長旅に見合うだけの経験を得られる」。3位だった昨年は阻まれた準決勝の壁を破り、本番に大きな弾みをつけられるか。(時事)
[時事通信社]

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