ブルージェイズの若手有望株、薬物違反で80試合出場停止
【ニューヨークAFP=時事】米大リーグ(MLB)、トロント・ブルージェイズのオレルビス・マルティネス内野手が23日、リーグのドーピング規定への違反で80試合の出場停止処分を科された。≪写真は、米大リーグ〈MLB〉、トロント・ブルージェイズのオレルビス・マルティネス≫
ドミニカ出身で22歳のマルティネスは、前週に昇格を果たし、2日前にメジャーデビューを飾ったばかりだったが、MLBがパフォーマンス向上薬として禁止指定しているクロミフェンの陽性反応が出た。
マルティネスは、家族を持つために2020年から母国のクリニックでクロミフェンを含んだ不妊治療薬を処方されていたといい、「家族をつくりたいという思いから、過ちを犯した」「そのため、過失の責任を全面的に認め、出場停止を受け入れる」と発表した。
マルティネスは2018年に350万ドル(約5億6000万円)でブルージェイズと契約し、マイナーリーグで強打の有望株の一人とみなされるまでになっていた。チームに復帰できるのは今年9月となる。
ブルージェイズは35勝41敗(22日現在、以下同)でア・リーグ東地区最下位。291得点はリーグ27位で、7月30日のトレード期限までに主力選手をトレードで放出する可能性がある。【翻訳編集AFPBBNews】
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