課題残るも初勝利=決定力不足のベルギー―サッカー欧州選手権
好機を逃し続けて敗れた第1戦の反省を踏まえ、ベルギーはキックオフから果敢にゴールへ向かった。前半2分、ルカクからの丁寧なパスをティーレマンスが決めて幸先良く先制。しかし、ここから畳み掛けることはできず、追加点は後半35分。1次リーグ初勝利のスコアは2―0だった。
テデスコ監督は「勝てたことが何より。失点もしなかったし、突くべきスペースも見逃さなかった」と評価したものの、絶好機の回数にゴール数はまだ比例していない。「我慢強く攻め続けられるのは良いが、もう少し早く試合を決めてほしい」と本音を漏らした。
終盤の追加点はシンプルな形から。GKカステールスからのゴールキックがルーマニアのゴール前まで抜け、走り込んだ主将デブルイネが決めた。
E組は4チームが勝ち点3で並んだ。「この先もいい試合をすれば結果はついてくるし、これまで決め切れなかったチャンスも必ず糧になる」とデブルイネ。大混戦から抜け出すべく、ベルギーは第3戦でウクライナと戦う。(ケルン時事)
[時事通信社]
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