大谷、連続アーチでけん引=主力離脱の危機に高まる期待―米大リーグ
日曜日のデーゲームに集まった5万超の観衆が、力強いスイングに熱狂した。ドジャースの大谷が三回1死から真ん中低めの速球を振り抜くと、打球は中堅左へ一直線。約137メートルの豪快な先制アーチに「あの方向に飛距離が出ているのは、いい状態じゃないかなと思う。気持ちいい感覚だった」とうなずいた。
六回は先頭打者で内角低めの変化球を捉え、右翼席へ。2打席連続本塁打で勝利に導いた。
同僚の山本が右肩腱板(けんばん)損傷で負傷者リスト入り。大谷は「試合への調整を人一倍頑張っている。全部を全力でやっていた。本人が一番悔しいと思う」と気遣う。復帰への見通しは立っていないが、「早い段階で帰ってきて、いい状態で投げられるようにサポートしたい」と語った。
七回にはチームの大黒柱の一人、ベッツが左手甲に死球を受け、検査で骨折が判明するショッキングな出来事があった。大谷は「チーム全体にとってタフな瞬間だった。欠かせない選手。カバーできるように頑張りたい」と表情を引き締めた。
ロバーツ監督はベッツの代わりに大谷を1番で起用する考えも表明。主力の離脱が相次ぐ厳しい状況の中、大谷にかかる期待はさらに高まりそうだ。(ロサンゼルス時事)
[時事通信社]
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