先制ゴール、悪夢拭い去る=エリクセン、再び立った晴れ舞台―サッカー欧州選手権
試合中に心停止で倒れ、生死の境をさまよった前回大会から3年。再び立った晴れ舞台で、デンマークのエリクセンが悪夢を拭い去る先制ゴールを挙げた。
前半17分。味方のヒールパスを受け、胸でコントロールしてから素早くつま先でボールを押し込んだ。ゴール後は笑顔で駆け出し、歓喜の瞬間をかみしめた。
前回大会の1次リーグ初戦。突如、倒れて意識を失った。迅速な救命措置を受けて一命を取り留めたが、復帰への道のりは険しかった。一時は半年以上も実戦を離れた中、2022年には名門マンチェスター・ユナイテッドに加入。目標としていた同年のワールドカップ・カタール大会にも出場した。
32歳で迎えた今大会も、前回と変わらずチャンスメーカーの役割を担う。チームは引き分けスタートとなったが、自身はプレーヤーオブザマッチに選ばれた。欧州連盟の公式サイトによると、エリクセンは「今大会は前回とは大きく異なるストーリーになる」と自信をにじませた。(時事)
[時事通信社]
最新動画
最新ニュース
-
493円高の3万9667円07銭=26日の平均株価
-
大谷、球宴「もちろん出たい」=米大リーグ・ドジャース
-
大谷「素晴らしい前半戦」=本塁打と打率1位、打点3位―米大リーグ
-
元検事正の取締役選任撤回=逮捕受け総会議案から削除―NCHD
-
維新、衆院選に2新人
写真特集
-
【大相撲】大関・琴ノ若
-
【女子フィギュア】千葉百音
-
【野球】野球殿堂に入った名選手
-
【駅伝】第100回箱根駅伝
-
【女子フィギュア】吉田陽菜
-
【男子フィギュア】山本草太
-
【野球】日本シリーズ関西対決 阪神が38年ぶり日本一
-
【MLB】ドジャースの歴代日本選手