中国に和平関与呼び掛け=ロシアとの対話には慎重―ゼレンスキー氏
【ビュルゲンシュトック(スイス)時事】ウクライナのゼレンスキー大統領は16日、スイスで開かれた「平和サミット」閉幕に際して行った記者会見で、今後の和平協議プロセスに関与するよう中国に呼び掛けた。中国はロシアに配慮して平和サミットを欠席していた。
ゼレンスキー氏は中国について「政治・経済的にロシアに対し真の影響力を持っている」と指摘。「友人は困難なときに助けてくれる。そして中国は友人であってほしい」と秋波を送った。
ウクライナ政府はサミットの共同声明を踏まえ、次回サミットに向け関係国と協議を続ける方針。ゼレンスキー氏は、こうした過程で「中国がわれわれの対話に参加してくれることを望む」と述べた。
一部のサミット参加国が必要性を唱えたロシアとの直接対話に関しては、まずは平和サミットの枠組みの中で「対話の条件」を整えることが先決だと語り、慎重な姿勢を示した。その上で「ロシアを孤立させることが、外交的な戦争の終結につながる」として、各国にロシアへの圧力を強めるよう求めた。
[時事通信社]
最新動画
最新ニュース
-
東京株、一時600円超高=半導体関連株に買い
-
富士山火口付近で3人意識不明=静岡
-
新制度初の原発運転延長を認可=大飯3、4号機、最長60年超も―規制委
-
「かすみ網」販売容疑で社長送検=客が密猟、野鳥41羽押収―警視庁
-
米大リーグ・談話
写真特集
-
【大相撲】大関・琴ノ若
-
【女子フィギュア】千葉百音
-
【野球】野球殿堂に入った名選手
-
【駅伝】第100回箱根駅伝
-
【女子フィギュア】吉田陽菜
-
【男子フィギュア】山本草太
-
【野球】日本シリーズ関西対決 阪神が38年ぶり日本一
-
【MLB】ドジャースの歴代日本選手