カブスの今永、白星呼ぶ熱投=米大リーグ
カブスの今永がメジャーで自己最多となる103球の熱投で白星を呼び込んだ。1点リードの七回は先頭打者への死球から2死一、二塁としたが、最後は空振り三振でピンチを脱出。左拳を何度も握り、「あそこは三振が欲しい場面。自分勝手な投球で(試合を)台無しにさせないという気持ちで、安堵(あんど)のガッツポーズだった」と胸をなで下ろした。
速球とチェンジアップに加え、「全ての手札を出さないと、ここ(メジャー)では通用しない」とスライダーを多投。回を重ねるごとに精度も高まり、7回1失点の好投でチームの連敗を止めた。
防御率は1点台をキープ。好成績を残す左腕は「自分で自分のことをいい投手だと思ったことはない。自分という投手を勘違いしたらいけないと感じている」と、慢心することなく先を見据えた。(シカゴ時事)
[時事通信社]
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