2024-06-15 22:33スポーツ

日本、戻った多彩な攻撃=目指すは世界ランク5位―バレー・ネーションズリーグ

セルビア戦の第3セット、ポイントを奪い喜ぶ(左から)石川、古賀、山田ら=15日、福岡・西日本総合展示場
セルビア戦の第3セット、ポイントを奪い喜ぶ(左から)石川、古賀、山田ら=15日、福岡・西日本総合展示場

 晴れてパリ五輪出場が決まって迎えたセルビア戦。相手は2018、22年世界選手権連覇の強豪ながら、主力が来日していなかった。世界ランキングを上げるために1セットも落としたくない状況で、きっちりストレート勝ちを収めた。
 逆転負けを喫した13日のカナダ戦で単調になっていたセッター岩崎のトスワークが、輝きを取り戻した。ミドル攻撃を効果的に交えれば、バックアタックは中央だけでなくライト側からも繰り出し、セルビアの高い壁に的を絞らせなかった。岩崎は「アタッカーが我慢強く打ってくれた」と感謝した。
 試合後、主将の古賀は「やったぜ!」と叫び、改めてファンと五輪切符獲得の喜びを分かち合った。今大会はトルコ、中国といった難敵を撃破。「課題もあるけど、出場権を取れたのは私たちの力。自信にしたい」と胸を張った。
 五輪本番の1次リーグ組み合わせ抽選で上位にシードされる目安は5位以内。試合前の時点で5位だった米国とは16日に直接対決する。「可能性がある限り、勝ちにこだわりたい」と真鍋監督。逆転を信じ、「ホーム最終戦」を勝利で飾りたいところだ。
[時事通信社]

セルビアにストレート勝ちし、喜ぶ日本代表=15日、福岡・西日本総合展示場
セルビアにストレート勝ちし、喜ぶ日本代表=15日、福岡・西日本総合展示場
笑顔で記念撮影に納まる古賀(中央)ら日本代表=15日、福岡・西日本総合展示場
笑顔で記念撮影に納まる古賀(中央)ら日本代表=15日、福岡・西日本総合展示場

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