2024-06-06 19:05World eye

マクロン仏大統領「犠牲の精神」を称賛 ノルマンディー作戦80年式典始まる

【サンロー(フランス)AFP=時事】フランスのエマニュエル・マクロン大統領は5日、北西部ブルターニュ地域圏で始まったノルマンディー上陸作戦から80年を記念する行事に参加し、第2次世界大戦で欧州をナチス・ドイツの支配から解放した兵士らの「犠牲の精神」をたたえた。7日まで各種行事が行われ、マクロン氏はその間にジョー・バイデン米大統領やチャールズ英国王らと会談する予定。≪写真は仏北西部プリュムレックで行われた、ノルマンディー上陸作戦から80年を記念した式典に参加したエマニュエル・マクロン大統領≫
 最大のイベントは6日、1944年6月6日(Dデー)に連合軍が上陸したノルマンディーの海岸で行われる。バイデン氏、チャールズ国王のほか、カナダのジャスティン・トルドー首相らが当時の連合国の代表として列席。作戦に従事した生存者約200人も招待されている。
 ロシアの侵攻を受けるウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領も出席する。ロシア政府当局者は招待されていない。
 マクロン氏はこの日の演説で、今日の若者も「先人同様の犠牲の精神を発揮してくれる」ものと確信していると述べた。
 バイデン氏はこの日すでにパリに到着。ジェイク・サリバン大統領補佐官は同行記者団に、大統領はゼレンスキー氏と会談し、「支援の継続と深化」を伝える見通しだと語った。【翻訳編集AFPBBNews】

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