求人1.26倍、2カ月ぶり低下=物価高響く、失業率横ばい―4月
厚生労働省が31日発表した4月の有効求人倍率(季節調整値)は、前月比0.02ポイント低下の1.26倍だった。低下は2カ月ぶり。物価高騰や円安で企業の収益が圧迫され、求人数が減少した。
有効求人倍率は、ハローワークで仕事を探す求職者1人に対し、何人分の求人があるかを示す。4月は有効求人数が1.3%減少。原材料費の上昇など事業環境の不透明さを背景に製造業で求人を控える動きがあった。宿泊・飲食サービス業では、前年に新型コロナの「5類」移行を控えて求人活動が活発化したことの反動が出た。
一方、新規求職申込件数は5.2%増。生活費の上昇や今春闘での高水準の賃上げ状況を受け、待遇改善を期待して新たに仕事を探す人が増えたとみられる。
総務省が同日発表した労働力調査によると、完全失業率(同)は3カ月連続で横ばいの2.6%だった。完全失業者数は183万人と前月に比べて1万人の増加。就業者数は6751万人と9万人減少した。
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