2024-05-26 18:56スポーツ

大の里、最速V=67年ぶり新三役で―大相撲夏場所

日本相撲協会の八角理事長(手前)から賜杯を受け取る大の里=26日、東京・両国国技館
日本相撲協会の八角理事長(手前)から賜杯を受け取る大の里=26日、東京・両国国技館

 大相撲夏場所千秋楽は26日、東京・両国国技館で行われ、新小結の大の里(23)=本名中村泰輝、石川県出身、二所ノ関部屋=が12勝3敗で初優勝を果たした。
 幕下10枚目格付け出しで2023年夏場所にデビューした。初土俵から7場所目の賜杯獲得は最速。新三役の優勝は、1957年夏場所の小結安念山以来67年ぶり。元横綱稀勢の里が師匠の二所ノ関部屋から初、日体大出身でも初の優勝力士が誕生した。
 新入幕から3場所目での優勝は、年6場所制となった58年以降入幕では、3月の春場所を新入幕で制した尊富士に次ぎ、佐田の山に並ぶ歴代2位の速さ。石川県からは99年名古屋場所の出島以来で3人目。 
[時事通信社]

大の里(左)は阿炎を押し出しで破り、初優勝を決めた=26日、東京・両国国技館
大の里(左)は阿炎を押し出しで破り、初優勝を決めた=26日、東京・両国国技館

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