2024-05-25 08:23スポーツ

速攻脅威も守備に隙=横浜M、先制できれば優位―ACLサッカー

 日中の気温は約40度、試合のある夜でも温度計が30度を超す敵地。厳しい環境の中で勝負の第2戦に臨む横浜M主将の喜田は、「またゼロからのスタート。(第1戦とは)違う戦いになると思うので心して戦いたい。仲間を信じて戦う」。静かに決意を込めた。
 悲願達成には引き分け以上が条件。相手の脅威は鋭い速攻だけで、守備面には粗さがある。「隙は少なからずあった。自分たちから崩れないように、リスク管理をしっかりすれば問題はない」と渡辺皓。先制点を奪って相手を慌てさせれば、有利な流れに持ち込める。
 第1戦で足を痛めた畠中とエドゥアルドの両センターバックの復調は明るい材料だ。南泰煕の不在は痛いが、同じ位置の渡辺皓や植中は好調。2戦連続得点中の植中は「もちろん連続ゴールは狙うが、勝利を優先して戦う」。
 現地に多くのサポーターが駆け付ける中、直前になってアウェー応援席が900席減らされる混乱も。喜田は「彼らの力がなければ、ここまで来られなかった。必ずトロフィーを取る」と思いを強くした。(アルアイン時事)
[時事通信社]

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