クジラの海洋処理巡り提訴=市民グループら「違法契約」―大阪地裁
大阪湾の淀川河口付近で昨年1月に見つかったマッコウクジラの死骸処理を巡り、大阪市が約8000万円で海運業者(同市)と結んだ契約は違法で無効だとして、市民グループが23日、業者や市の担当職員に同額の賠償を請求するよう横山英幸市長に求める住民訴訟を大阪地裁に起こした。
訴状などによると、クジラは体長約15メートルで、淀川河口付近で昨年1月9日に見つかり、同13日に死んだ。死骸は紀伊水道沖までえい航して沈められた。市港湾局は業者と随意契約を結び、約8000万円を支払った。
市民グループは、死骸処理は地中埋設が一般的で、「海洋沈下は不必要だった」と指摘。市側は当初、業者との交渉で約3700万円を提示していたとして、市職員は「費用の妥当性を考慮せず、随意契約を選択した」と訴えている。
横山市長の話 事態の解明を外部の専門家の意見を聞きながら進め、再発防止も徹底したい。
[時事通信社]
最新動画
最新ニュース
-
経済協力、関係改善で合意=英中外相が北京で会談
-
北朝鮮、「韓国から汚物風船」=軍総参謀部に報告
-
「最後まで戦った英雄」=死亡のハマス指導者を称賛―イラン大統領
-
韓国から「汚物風船」=北朝鮮
-
道交法違反容疑で誤認逮捕=知人の身代わりで出頭―広島県警
写真特集
-
【野球】慶応大の4番打者・清原正吾
-
【競馬】女性騎手・藤田菜七子
-
日本人メダリスト〔パリパラリンピック〕
-
【近代五種】佐藤大宗〔パリ五輪〕
-
【アーティスティックスイミング】日本代表〔パリ五輪〕
-
【ゴルフ】山下美夢有〔パリ五輪〕
-
閉会式〔パリ五輪〕
-
レスリング〔パリ五輪〕