離島への先端技術導入で枠組み=産官学連携で課題解決―国交省
国土交通省は14日、先端技術の導入によって離島の課題を解決する「スマートアイランド」を推進するため、産官学が連携した新たな枠組みを立ち上げる方針を固めた。特に小規模な離島では今後、医療や交通、買い物、教育といった暮らしに欠かせないサービスを受けるのが困難になると見込まれる。先端技術を使った生活支援策を検討し、各地での展開を目指す。
枠組みには、離島地域の自治体や関係省庁に加え、情報通信技術(ICT)を有する民間企業や研究機関の参画を想定。15日から参加希望を募る。
活動としては、離島地域に共通する課題を洗い出し、産官学の連携で解決策を検討。自治体の抱える課題と、産学の技術を双方から募集した上で結び付ける事業のほか、新技術の掘り起こしに力を入れる。機運醸成のため、今夏にはシンポジウムを開く計画だ。また、スマートアイランドに取り組もうとする自治体や民間企業に向けた総合相談窓口も新設する。
国交省はこれまでも離島で、遠隔医療や買い物支援などの実証を重ねてきた。ただ、人口が100人を切るような小規模離島が年々増加する中、住民の生活維持に直結する技術の導入が急務だとして、推進する枠組みの構築が必要と判断した。
[時事通信社]
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