国防省高官2人目拘束=ショイグ氏退任の直後―ロシア
ロシア連邦捜査委員会は14日、国防省人事総局トップのユーリー・クズネツォフ中将を巨額収賄容疑で拘束したと発表した。かつて担当していた国家機密保持を巡り、罪に問われた可能性も指摘されている。
ウクライナ侵攻が続く中、ロシア国防省高官が拘束されるのは、4月に収賄の疑いがかけられたチムル・イワノフ次官に次いで2人目となる。イワノフ氏には国家反逆容疑の適用が検討中とも伝えられている。
通算5期目に入ったプーチン大統領は12日、ショイグ国防相を退任させ、安全保障会議書記に任命する大統領令を出したばかり。問題がなければ、あえて戦時下に陣頭指揮から外す必要はなく、事実上の「更迭」という見方もくすぶる。相次ぐ高官拘束は、ショイグ派の追い落としを意味する可能性もありそうだ。安保会議書記だったパトルシェフ氏は14日、大統領補佐官に任命された。
ロシア軍が2022年秋にウクライナ北東部ハリコフ州を撤退した際、ショイグ氏は「弱腰」と批判され、退任論が浮上した。昨年6月の民間軍事会社「ワグネル」の反乱後、創設者プリゴジン氏に近いスロビキン航空宇宙軍総司令官(上級大将)が失脚。省内の混乱はショイグ氏の影響力を低下させた。
[時事通信社]
最新動画
最新ニュース
-
東京株、上げ幅800円超
-
円相場、142円69~72銭=19日午前9時現在
-
東北新幹線が運転見合わせ=車両が分割して停車―JR東
-
台湾産農水産物の優遇停止=頼政権に圧力強化―中国
-
X接続が復活=仕組み変更で遮断回避―ブラジル
写真特集
-
日本人メダリスト〔パリパラリンピック〕
-
【近代五種】佐藤大宗〔パリ五輪〕
-
【アーティスティックスイミング】日本代表〔パリ五輪〕
-
【ゴルフ】山下美夢有〔パリ五輪〕
-
閉会式〔パリ五輪〕
-
レスリング〔パリ五輪〕
-
【スポーツクライミング】安楽宙斗〔パリ五輪〕
-
【カヌー】羽根田卓也〔パリ五輪〕