2024-05-10 16:50World eye

核戦力は「常に臨戦態勢」 プーチン氏、対独戦勝記念式典で演説

【モスクワAFP=時事】ロシアのウラジーミル・プーチン大統領は9日、第2次世界大戦で旧ソ連がナチス・ドイツに勝利したことを祝う「戦勝記念日」の式典に合わせて演説した。≪写真はロシアのウラジーミル・プーチン大統領≫
 首都モスクワ中心部の「赤の広場」で行われた式典でプーチン氏は、「ロシアは世界を巻き込む紛争を防ぐために力を尽くすが、同時に、誰にもわれわれを脅かすことはさせない。(核)戦略部隊は常に臨戦態勢にある」と述べ、西側諸国のいかなる脅威も容認しない姿勢を示した。
 プーチン氏はまた、「親愛なる友よ、ロシアは今、厳しく、重要な時期にある。祖国の運命、未来はわれわれ一人ひとりにかかっている」と国民に向けて呼び掛けた。
 戦勝記念日に合わせて行われたパレードには、戦車T-34、大陸間弾道ミサイルのヤルスが登場した他、上空ではSu-25戦闘機の編隊飛行も行われた。【翻訳編集AFPBBNews】

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