2024-05-01 10:48スポーツ

ここから準備本格化=OA枠はDF中心?―サッカーU23代表

大岩剛監督(右)と話す山本昌邦ナショナルチームダイレクター=4月30日、ドーハ
大岩剛監督(右)と話す山本昌邦ナショナルチームダイレクター=4月30日、ドーハ

 【ドーハ時事】サッカー男子のパリ五輪アジア最終予選を兼ねたU23(23歳以下)アジア・カップで、日本は8大会連続12度目となる五輪出場を決めた。7月24日の競技開始まで3カ月を切っており、準備は急ピッチで進んでいく。
 本大会のメンバーは予選の23人から18人に減る。誰が残るのかと合わせ、大きな注目を集めるのが、最大3人の年齢制限のないオーバーエージ(OA)枠で誰を呼ぶか。30日、ドーハで取材に応じた日本サッカー協会の山本昌邦ナショナルチームダイレクターは人選の方針などについて「きょう話す内容ではない」と明言を避けた。
 チームの今大会の戦いぶりを見ると、DFの選手が有力か。19歳のセンターバック、高井(川崎)のパフォーマンスは出色だったが、他の選手は横一線。前回の東京五輪で、当時A代表の主将だった吉田(現ロサンゼルス・ギャラクシー)を加えたように、経験ある選手が最終ラインに入れば心強い。
 ただ、パリ五輪が国際Aマッチデー期間外に行われるため、所属クラブ側は選手を送り出す義務はない。A代表で主力の冨安(アーセナル)、板倉(ボルシアMG)らを招集できれば理想的だろうが、自国開催で理解が得られやすかった東京五輪とは違ってハードルの高さは上がる。23歳以下でも今大会に参加できなかった久保(レアル・ソシエダード)やGK鈴木(シントトロイデン)ら海外組も含めて、協会の調整力が問われる。
[時事通信社]

取材に応じる山本昌邦ナショナルチームダイレクター=4月30日、ドーハ
取材に応じる山本昌邦ナショナルチームダイレクター=4月30日、ドーハ

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