米州知事、「飼い犬を銃殺」と豪語=トランプ氏副大統領候補の一人
【ワシントン時事】英紙ガーディアンは26日、米中西部サウスダコタ州のノーム知事(共和党)が近く出版する著書で、飼っていた犬を銃殺した経験をつづったと報じた。ノーム氏はトランプ前大統領の「副大統領候補」に名が挙がる一人。ノーム氏は「不快な仕事」もできることを示す逸話だと説明するが、愛犬家の多い米国で波紋を広げている。
同紙によると、生後14カ月の雌犬「クリケット」はノーム氏と狩猟の帰りに立ち寄った民家で鶏をかみ殺した。ノーム氏は「訓練できず危険」「猟犬として価値がない」と判断、撃ち殺したという。「あの犬が嫌いだった」とも記している。
さらに自身の子を襲ったとして、飼っていた雄ヤギも射殺した。X(旧ツイッター)には「残酷だ」「動物を飼う資格がない」などと嫌悪のコメントがあふれた。
報道を受け、ノーム氏はXに「動物は好きだが、農場では常に起きること」と投稿。「数週間前にも、25年来の家族だった3頭の馬を殺さなければならなかった」と悪びれた様子もなく語った。
[時事通信社]
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