坂本、殊勲の逆転3ラン=チーム9試合ぶりのアーチ―プロ野球・巨人
巨人にとって9試合ぶりとなるアーチが、左翼席に飛び込んだ。坂本が2点を追う六回、勝利を呼び込む逆転3ラン。「最高の結果になって本当によかった」。久しぶりにはじけるような笑顔を見せた。
五回まで無安打に抑えられていた中日の柳を攻め、2死一、二塁で坂本が打席に入った。2球目の浮いた内角球に反応してスイング。「打った瞬間、行くかなと思った」と振り返る会心の当たりは、鋭く伸びてスタンドへ。6回2失点で降板した菅野にも、無傷の3勝目をもたらす価値ある一発だった。
最近のチームは打線のつながりが悪く、ロースコアの試合で勝ちを取りこぼす展開が多かった。この試合前まで、9試合続けて2得点以下。野手には奮起が求められていた。
主軸の一発が停滞を振り払うきっかけとなるか。チームは3カードぶりの勝ち越し。「投手陣の頑張りでなんとかいい順位にいるので、バッターで勝てる試合を増やしたい」。プロ18年目のベテランに慢心はなく、表情を引き締めた。
[時事通信社]
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