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2024-04-24 22:46経済

円、１５５円台に下落＝３４年ぶり、為替介入に警戒感―欧米市場

一時１ドル＝１５５円台を付けた円相場を示すモニター＝２４日午後、東京都中央区
一時１ドル＝１５５円台を付けた円相場を示すモニター＝２４日午後、東京都中央区

　【ニューヨーク、ロンドン時事】２４日の欧米外国為替市場では、日米金利差の拡大長期化を意識した円売り・ドル買いが進み、円相場は一時１ドル＝１５５円台に下落した。１５５円台を付けるのは１９９０年６月下旬以来約３４年ぶり。市場では日本政府・日銀による為替介入への警戒感が強まっている。
　米東部時間午前９時現在は１５４円９０銭～１５５円００銭と、前日午後５時比１２銭の円安・ドル高。
　米経済の底堅さやインフレの根強さを示す統計の発表が相次いでいるほか、米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）高官が政策金利の引き下げを急がない考えを表明しており、市場が予想するＦＲＢの利下げ開始時期が後退。ドルはユーロなども含む他通貨に対し独歩高となっている。　
［時事通信社］

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