2024-04-24 20:28スポーツ

魅せる山田楓の左足=カギ握るキッカー―サッカー五輪予選

カタール戦を前に調整する山田楓(中央)ら=24日、ドーハ
カタール戦を前に調整する山田楓(中央)ら=24日、ドーハ

 地元カタールのサポーターを黙らせる。左足の多彩なキックが持ち味の山田楓は「そっちの方が楽しいし、ワクワクする。逆に燃える」。負けられない一戦を前にしても、ひょうひょうと話す姿が頼もしい。
 1次リーグ初戦の中国戦で松木の先制点をアシストするなど、ボールを持てば何かを起こしそうな雰囲気を漂わせる。日本の武器の一つ、セットプレーではキッカーを務めることが多い。「自分のプレーに納得がいっていなくても、セットプレーで一気に自分の流れを変えることができる」。東京Vで既に直接FKを2度決めている左足にかかる期待は大きい。
 今大会の公式球は力が伝わりやすく、自分の感覚以上に飛んでいく特徴があるという。「無回転(シュート)を普段蹴られない人でも蹴られる。GKにとってはめちゃくちゃ難しいのかなと思う」
 22日の韓国戦は出番がなく、コンディションは良さそう。相手に研究されているのも織り込み済みで、「キックの精度が落ちることはない。全然大丈夫」。背番号11が4強に導く。(ドーハ時事)
[時事通信社]

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