2024-04-24 16:34World eye

米大学でパレスチナ連帯活動続く

【ニューヨークAFP=時事】米国の一部大学で、イスラエルの攻撃にさらされているパレスチナ自治区ガザ地区への連帯を示す活動が続いている。≪写真は、米ニューヨークのコロンビア大学で行われた親パレスチナ集会≫
 ニューヨーク名門コロンビア大学では23日、抗議活動の主催者が大学に対し、「パレスチナでのイスラエルによるアパルトヘイト(人種隔離政策)やジェノサイド(集団殺害)、占領から利益を上げている」企業への投資を引き揚げるよう要求。
 これに対し、同大のベン・チャン副学長(広報担当)は22日、記者団に対し、「学生には抗議する権利があるが、学内を乱したり、嫌がらせや威嚇をしたりすることは許されない」と語った。「われわれはユダヤ人学生の懸念の声を受けて動いている」とする一方、大学当局は「誠意をもって」抗議参加者とも対話していると述べた。
 だが、抗議活動「ガザ連帯のキャンプ」に参加した学生らは、自分たちの活動が「反ユダヤ主義的」とされていることについて、パレスチナ人を支持しているのであり、そうした指摘は当たらないと否定。
 同大のバーナード・カレッジのユダヤ人学生、サラ・ボーラスさんは記者会見で、「大学当局も議員も学長もユダヤ人社会の代弁者役を続け、反シオニズム(ユダヤ人国家建設運動に反対する立場)と反ユダヤ主義を同一視している」と批判した。【翻訳編集AFPBBNews】

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