安倍派・塩谷氏が自民離党=裏金事件、党の処分終了
自民党の塩谷立・元総務会長(衆院比例代表東海ブロック)は23日、離党届を提出し、受理された。この後、国会内で記者会見し、議員辞職はせず、次期衆院選への出馬を目指す意向を示した。塩谷氏は座長を務めた安倍派の裏金事件に絡み、自民から「離党の勧告」を受けていた。これにより、事件を受けた一連の処分の手続きは終了した。
塩谷氏は会見で「(処分は)結論ありきで疑問を持たざるを得ない」と党執行部の対応を改めて批判。今後の政治活動に関しては「無所属議員として国民のために努力したい。次の選挙にもしっかり挑戦していく」と語った。
裏金事件では、自民の党紀委員会が4日、安倍、二階両派の国会議員ら39人の処分を決定。安倍派で指導的立場にあった塩谷氏と世耕弘成前参院幹事長は「離党の勧告」となった。世耕氏は直ちに離党したが、塩谷氏は処分を不服として再審査を請求し、党総務会に却下された。自民は25日までに離党しない場合、塩谷氏を除名する方針を示していた。
塩谷氏の離党を受けた衆院の新たな勢力分野は次の通り。
自民・無所属の会258▽立民・無所属95▽維新・教育45▽公明32▽共産10▽国民・無所属クラブ7▽有志の会4▽れいわ3▽無所属7▽欠員4
[時事通信社]
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