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2024-04-23 08:31スポーツ

宿敵相手に１点遠く＝２位通過、悲観せず―サッカー五輪予選

韓国戦で相手選手と競り合う藤尾（左）＝２２日、ドーハ（ＡＦＰ時事）
韓国戦で相手選手と競り合う藤尾（左）＝２２日、ドーハ（ＡＦＰ時事）

　予想外の３バックで臨んできた韓国は前半、中央を締めて、リスクを避ける戦い方をしてきた。日本はこれに付き合ってしまう。ベンチから戦況を見ていた松木は「後ろでボールを動かし過ぎ」と指摘。前線の選手がＤＦラインの裏に抜ける動きをしても、パスが出ることは少なかった。
　先に韓国が選手交代で主力を投入し、攻防が激しくなった。日本も松木を入れてから前への推進力が増した。先手を取られてからも果敢にゴールに迫り、放ったシュートは相手の倍以上。終了間際、佐藤のヘディングシュートはポストを直撃するなど１点が遠かった。
　１次リーグの３試合でＧＫ山田大を除く全員を起用したことについて、大岩監督は「プラン通り」と明かした。好機が多かったことを評価し、「目標としてはっきりしていることは勝ち上がること。引きずっても仕方ない」と受け止めた。
　控室では、選手たちから切り替えを促す声が多く上がったという。負けたら終わりの準々決勝は開催国カタールが相手。山本は「どアウェーの雰囲気を味わえるのはめったにない。力に変えてやる」と覚悟を示した。（ドーハ時事）
［時事通信社］

韓国戦で相手選手と競り合う田中（左）＝２２日、ドーハ（ＡＦＰ時事）
韓国戦で相手選手と競り合う田中（左）＝２２日、ドーハ（ＡＦＰ時事）
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