新たに発見されたラファエロ絵画、南仏の聖堂で公開
【サンマクシマンラサントボーム(フランス)AFP=時事】南仏バール県サンマクシマンラサントボームの聖堂で21日、ルネサンス期のイタリアの芸術家ラファエロ(1483-1520)の作品として新たに発見された絵画が公開され、大勢の人が鑑賞に訪れた。≪写真は、南仏サンマクシマンラサントボームのサントマリーマドレーヌ大聖堂に展示されている、ラファエロが描いた「マグダラのマリア」の肖像画≫
ラファエロによる「マグダラのマリア」の肖像画が展示されているのは、マグダラのマリアの聖遺物が納められているとされるサントマリーマドレーヌ大聖堂。
フランス人の収集家は、この肖像画を英ロンドンのギャラリーのウェブサイトで3万ポンド(約570万円)で購入した。
その後、イタリアで国連教育科学文化機関(UNESCO)の専門家に鑑定を依頼したところ、ラファエロの作品と判明。1505年にラファエロがレオナルド・ダビンチと出会った頃に描いたものとみられている。
作品の展示期間は1か月。入場料は3ユーロ(約500円)で、同聖堂の修復費用に充てられる。【翻訳編集AFPBBNews】
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