2024-04-20 16:46スポーツ

急成長の細見、出遅れ響く=カヌー五輪予選

 女子カヤックシングルの細見は序盤の出遅れが響いた。19日の予選は2着で突破。決勝での好成績が期待されたが、トップの中国選手には10秒近い差をつけられた。持ち味とする終盤の粘りを発揮し切れず、「圧倒的な力の差があった」と肩を落とした。
 カヌーは大学に入ってから始め、競技歴はまだ5年ほど。器械体操で培った身のこなしや、陸上中距離で鍛えたスタミナを生かし、五輪代表候補に名を連ねるまでに急成長を遂げた。「パリを目指せるところまで来られるとは思っていなかった。ここまでの経験を糧にして、ロサンゼルス五輪に向けて頑張りたい」と力強く言った。
[時事通信社]

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