7人入れ替えて圧倒=高い基準示す―サッカー五輪予選
「誰が出てもできる」。大岩ジャパンの選手たちが普段から口にする言葉だ。初戦から先発7人を入れ替えて臨んだUAE戦で、チームとしての強みがよく出ていた。
攻撃では後半の2点目が象徴的だった。左サイドで崩し、最後はサイドバックの大畑がゴール脇のエリア深くをえぐってクロス。川崎が頭で決めた。同じような攻撃は右サイドでも見られた。浴びせたシュートは23本。もっと得点が生まれてもおかしくなかった。
UAEは高くて強い最前線の選手めがけて、どんどんロングボールを放り込んできた。序盤こそ木村が競り負けてピンチを招いていたが、FWがボール保持者にプレスをかけて自由に蹴らせなかったり、木村の周囲がこぼれ球に素早く反応したりと、修正力を発揮。「全員で守る意識は、大岩ジャパンが始まってから意識付けされている。それが表れた」(木村)
決勝トーナメント進出は決めたものの、チームの頭には1位通過しかない。大岩監督は「求めていることが、高いレベルにあることは選手と再確認した」。より士気が上がりそうな2連勝となった。(ドーハ時事)
[時事通信社]
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