冨安と遠藤、正念場=三つどもえのV争い―イングランド・サッカー
【ロンドン時事】サッカーのイングランド・プレミアリーグで、冨安健洋のアーセナルと遠藤航のリバプールが優勝争いの正念場を迎えている。残り6試合で、両チームは勝ち点71で並び、2差で史上初の4連覇が懸かる首位マンチェスター・シティーを追う。得失点差でアーセナルが2位、リバプールが3位の状況だ。
ともに14日の前節はホームで手痛い敗戦となった。アーセナルはアストンビラに0―2で今年のリーグ戦初黒星。冨安は後半途中から出場したが、終盤に立て続けに失点して首位から陥落した。リバプールはクリスタルパレスに前半早々に先制点を許し、ボールを支配しながら再三の好機を物にできず。遠藤は前半限りで退いた。
世界最高峰プレミアリーグで過去に優勝した日本選手は4人。直近では2019~20年にリバプールの南野拓実(現モナコ)が経験した。日本代表DF冨安は、ふくらはぎの故障から3月末に復帰。チームが昨季、終盤に失速して2位に甘んじた悔しさを晴らすべく、「昨年の経験は大きい。しっかりとタイトルを取って貢献できればいい」と雪辱に燃える。
日本代表主将でMFの遠藤は昨夏に加入し、昨年12月から中盤の定位置を確保。攻守両面でフル回転してきた疲労が懸念されるが、今季限りで退任するクロップ監督の有終の美を飾りたい。マンチェスターCのシーズン終盤の勝負強さは折り紙付き。残り1カ月、三つどもえの争いから目が離せない。
[時事通信社]
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