2024-04-17 22:26スポーツ

岡田監督、守り勝ちで節目=球団単独2位の485勝―プロ野球・阪神

岡田彰布監督
岡田彰布監督

 節目の白星は自らが掲げる「守り勝つ野球」で手にした。阪神が巨人との息詰まる接戦を制し、岡田監督は球団で歴代単独2位となる485勝目。「守り勝ちというか、本当にしのいでしのいで。そういうゲームだった」と振り返った。
 前回登板で2回6失点と乱調だった伊藤将は、序盤から我慢の投球。それでも二回無死三塁や四回無死満塁などをしのぎ、六回までゼロを並べた。「ピンチでも低く投げられたことが良かった」。七回以降は救援陣が無失点でつないだ。
 低調な打線はこの日も振るわなかったが、少ない好機をきっちりと生かした。三回2死から近本、中野の連打で一、二塁とし、続く3番の森下が内角の直球を一振り。中越えへの二塁打で2者が生還し、「ワンチャンスを物にできるかが勝敗を左右する。結果的に良かった」と喜びに浸った。
 岡田監督は恩師とも言える吉田義男氏の持つ記録を抜いたが、「まだ試合があるので、あんまり関係ない」と冷静。シーズンはまだまだ始まったばかり。「あしたはみんなでもうちょっとヒットを打って、いいゲームをしたい」。今季初の3連勝が懸かる次戦を見据えていた。 
[時事通信社]

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