ガザ学校に1000ポンド爆弾などの不発弾 UNRWA
【エルサレムAFP=時事】国連パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)は16日、イスラエル軍が撤退したパレスチナ自治区ガザ地区南部の主要都市ハンユニスの学校などで、「1000ポンド(約454キロ)爆弾」などの不発弾が見つかったと明らかにした。≪写真はイスラエルによる攻撃で破壊されたパレスチナ自治区ガザ地区南部ハンユニス≫
UNRWAによると、イスラエル軍が先週ハンユニスから撤退したのを受け、国連(UN)主導で損害評価が行われた。
それにより「学校や道路の1000ポンド爆弾を含む不発弾の存在のために、安全に活動するのが極めて難しい」ことが分かったという。
UNRWAは、大勢の国内避難民が医療、公衆衛生、水、食糧などの「命を守るための支援」を必要としているとしている。
国連は今月、「ガザ地区の不発弾を除去するには何百万ドルもの資金と長い年月が掛かる」との見方を示した。
国連地雷対策サービス部(UNMAS)のチャールズ・バーチ部長は今月、「兵器の10%は設計通りに機能しないという経験則に基づいて活動している」「ガザの不発弾除去に着手するには、約4500万ドル(約70億円)が必要だと見積もっている」と語っていた。【翻訳編集AFPBBNews】
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