日本の役割拡大に関心=岸田首相の「もしトラ」対策紹介―米メディア
【ワシントン時事】岸田文雄首相は12日、主要な訪米日程を終えた。日本の首相として9年ぶりの国賓待遇訪問だったが、米メディアの扱いは控えめ。スポットライトを浴びた議会演説に関しては「岸田氏は米国と負担を分かち合う決意を強調した」(ワシントン・ポスト紙)などと、世界における日本の役割強化に関心が寄せられた。
ウォール・ストリート・ジャーナル紙は日米の防衛協力深化に触れつつ、「海外で戦う能力を制限する憲法が日本の関与を複雑にする」と指摘。政治専門紙ヒルは、首相が米国に世界での指導力維持を求めたことについて、孤立主義に走る一部の共和党議員に向けた「率直な批判」だと論評した。
訪米に先立ち、ニューヨーク・タイムズ紙は「もしトランプ前大統領が返り咲いたら」の省略語「もしトラ」が日本で流行していると紹介。トヨタ自動車が大規模投資を進める南部ノースカロライナ州への首相の訪問は「特にトランプ氏を意識した可能性がある」と分析した。
[時事通信社]
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