2024-04-11 15:37スポーツ

レガレイラ、76年ぶり牝馬Vなるか=14日に皐月賞―競馬

 中央競馬の3歳クラシック三冠レース第1戦、第84回皐月(さつき)賞(GI)は14日、中山競馬場の芝2000メートルで行われる。デビューから3戦2勝のレガレイラに、76年ぶりとなる牝馬による制覇の期待がかかる。
 グレード制が導入された1984年以降、皐月賞に挑戦した牝馬は3頭しかいない。レガレイラは過去3戦いずれも牡馬と一緒に走り、昨年末に同じ中山の芝2000メートルで行われたホープフルステークス(GI)を勝っている。今年初戦でその走りを再現できれば、牝馬としては47年のトキツカゼ、48年のヒデヒカリに続く3頭目の快挙となる。
 レースの中心になりそうなのは、最優秀2歳牡馬ジャンタルマンタル。昨年12月の朝日杯フューチュリティステークス(GI)を制すなどここまで4戦3勝、2着が1度と高い安定感を誇る。
 そのジャンタルマンタルを2月のレースで破ったジャスティンミラノも人気を集めそう。2月のきさらぎ賞(GIII)を1番人気で制したビザンチンドリームも面白い存在だ。コスモキュランダが勝てば、祖父のディープインパクト、父アルアインに続く3代での皐月賞制覇となる。
[時事通信社]

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