2024-04-11 15:08スポーツ

アトレチコ、前半に圧倒=7季ぶり4強へ前進―サッカー欧州CL

先制点を決め、喜ぶアトレチコ・マドリードのデパウル=10日、マドリード(AFP時事)
先制点を決め、喜ぶアトレチコ・マドリードのデパウル=10日、マドリード(AFP時事)

 【マドリード時事】サッカーの欧州チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝第1戦で10日、アトレチコ・マドリード(スペイン)がホームでドルトムント(ドイツ)に2―1で先勝し、2016~17年シーズン以来の4強入りに前進した。
 満員のスタンドが発する熱気を力に変え、スタートから全力で押し込んだ。前半4分、敵陣深くからプレスをかけてパスミスを誘い、ボールを奪ったデパウルが先制弾。32分にはクリアミスをモラタが奪い、最後はリノがゴールネットを揺らした。
 圧倒し続けた前半から一転、後半は徐々に動きが落ちて34分に失点。勢いのある間に3点目を奪えなかったことは悔やまれるが、相手のシュートがクロスバーをたたくシーンも2度あった。詰めの甘さは課題ながら、1点差の勝利は悪くない結果だ。
 シメオネ監督が就任した11年以降、国内リーグやスペイン国王杯、欧州リーグなどを勝ち取ってきたアトレチコにとって、CLはまだ手にしていない悲願のビッグタイトル。今季は久々にチャンスが訪れた。
 「自分たちには準決勝に勝ち進む力がある。それを証明したい」とグリーズマン。充実の時を過ごすエースは、敵地での第2戦に向けて自信を示した。
[時事通信社]

先制点を喜び合うアトレチコ・マドリードのシメオネ監督(中央)とデパウル(右)=10日、マドリード(AFP時事)
先制点を喜び合うアトレチコ・マドリードのシメオネ監督(中央)とデパウル(右)=10日、マドリード(AFP時事)

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