犯罪被害者の8割、賠償なし=弁護士支援も限定的―警察庁調査
殺人や性犯罪、交通事故などの被害者らの8割が、国の給付金や加害者からの賠償金などを受け取っていないことが4日、警察庁の調査で分かった。加害者側との交渉などで弁護士らの支援を受けたのは、1.3%にとどまった。
調査は昨年12月~今年1月、インターネットで実施。20歳以上の犯罪被害者や遺族計819人の回答を分析したところ、公的な給付金や賠償金などについては、654人が「いずれも受けていない」と答えた。保険金の支払い以外で加害者から賠償を受けた人は25人だった。
加害者側との訴訟や交渉などは、88.0%が「行っていない」と回答。理由を複数回答で尋ねたところ、32.5%が「手続きが分からなかった」、8.2%が「弁護士に頼む資力がなかった」とし、「加害者側と関わりたくない」は27.6%を占めた。
[時事通信社]
最新動画
最新ニュース
-
皇族数確保策、今国会集約目指す=衆院議長
-
シュツットガルト戦の開始時間決定=Jリーグ
-
大谷、大観衆に「選手冥利」=米大リーグ・ドジャース
-
中大が勝ち点3=東都大学野球
-
育成就労法案、21日にも衆院通過=「永住取り消し」で配慮規定
写真特集
-
【大相撲】大関・琴ノ若
-
【女子フィギュア】千葉百音
-
【野球】野球殿堂に入った名選手
-
【駅伝】第100回箱根駅伝
-
【女子フィギュア】吉田陽菜
-
【男子フィギュア】山本草太
-
【野球】日本シリーズ関西対決 阪神が38年ぶり日本一
-
【MLB】ドジャースの歴代日本選手