パレスチナ、国連正式加盟の再検討を要請
【国連AFP=時事】パレスチナは2日、国連への正式加盟申請を月内に安全保障理事会で再検討するよう要請した。≪写真は、米ニューヨークの国連本部で、パレスチナ問題を含む中東情勢に関する安全保障理事会の会議で発言するパレスチナ自治政府のリヤド・マンスール国連大使≫
AFPは、パレスチナ自治政府のリヤド・マンスール国連大使がアントニオ・グテレス国連事務総長に宛てた同日付の書簡を確認した。書簡は安保理へ送られたという。
昨年10月7日にイスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘が始まって以降、マンスール氏は、イスラエルによる軍事侵攻にさらされるパレスチナにとっての優先事項は国連加盟であると繰り返し述べてきた。
国連に加盟するには、安保理の勧告を受けた上で、総会で3分の2以上の承認を得る必要がある。
パレスチナ自治政府のマハムード・アッバス議長は2011年に国連加盟を申請したが、安保理での採決は行われず、2012年11月の総会でパレスチナへのオブザーバー資格の付与が決議された。
観測筋は、イスラエルの最も近しい同盟国である米国が安保理で拒否権を行使して勧告を受けられない可能性があり、総会での審議に持ち込める可能性は低いと見ている。
一方、アラブ連盟イスラム協力機構、非同盟諸国会議は2日、グテレス事務総長に宛てて「現時点で140の加盟国がパレスチナ国家を承認している点に注目してほしい」とする書簡を送った。【翻訳編集AFPBBNews】
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