被災6市町、1400人が転出届=地震2カ月で「過疎化拍車」―石川
石川県の馳浩知事は1日の記者会見で、能登半島地震で大きな被害を受けた能登地域の6市町で、1~2月に計1400人が住民票の転出届を出したと明らかにした。昨年の同時期と比べ2.7倍に上った。転入を大幅に上回り、馳氏は「先行きが見通せず、故郷を出ざるを得ないと判断したと推測する」と述べ、地震で過疎化に拍車が掛かっているとして危機感をあらわにした。
県によると、ほぼ全域で断水が続く珠洲市の転出者数は、昨年1~2月は31人だったのに対し、今年は7.3倍の227人に急増。輪島市でも同2.6倍の419人が転出した。
転入は珠洲市が11人、輪島市が30人など。6市町で計236人にとどまり、転出が転入を上回る「社会減」が浮き彫りとなった。
[時事通信社]
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