DeNA、期待できる得点力向上=日本ハム、積極補強は実るか―プロ野球・12球団戦力分析(3)
【DeNA】リーグ優勝は1998年が最後で、12球団で最も長く頂点から遠ざかっている。殻を破るためチーム全体で次の塁を狙う意識を高めており、オープン戦では足を使った攻撃が目立った。昨季は総得点がリーグ4位だったが、向上を期待できる。
昨季の打点王で最多安打の牧、首位打者の宮崎、故障から復帰したオースティンが打線の中心。ドラフト1位新人の度会はオープン戦で優れた打撃をアピールし、トップバッターの座を勝ち取りそう。どこからでも得点できる布陣になった。
先発陣は奮起が求められる。今永が米大リーグへ移籍し、昨季10勝のバウアーも抜けた。16勝の東をはじめ、大貫や平良、新加入のジャクソンらで穴を埋められるか。ソフトバンクから移籍した森唯にも期待が懸かる。
【日本ハム】昨季は2年連続最下位。巻き返すべく投打とも積極的に補強した。新戦力が機能すれば上位進出の可能性はあるが、選手層は薄く、けが人が出れば厳しい戦いになる。
先発陣は上沢が米移籍で抜けたものの、オリックスから昨季11勝の山崎を獲得。伊藤と加藤貴の柱に加え、根本、北山ら若手も成長し、駒はそろった。救援陣は田中正が昨季に続いて抑え。中継ぎは河野らに2年目の金村も加わった。
昨季のチーム打率がリーグワーストだった打線は、レイエス、スティーブンソンが加入して迫力が増した。25本塁打を放った万波を軸に、仕上がりのいい野村、マルティネスが奮起すれば得点力は上がるだろう。内野守備の改善は今季もテーマ。秋季キャンプで鍛えた成果を見せたい。
[時事通信社]
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