フィンランド、「幸福度番付」7年連続トップ 国連
【ヘルシンキAFP=時事】世界各国を「幸福度」で順位付けした国連の「世界幸福度報告書」の最新版が20日公表され、フィンランドが7年連続で1位となった。≪写真はフィンランドのアレクサンデル・ストゥブ大統領〈中央〉≫
143か国中、北欧諸国のデンマークは2位、アイスランド3位、スウェーデンが4位となった。
一方、米国とドイツは初めて20位圏外となり、それぞれ23位と24位となった。
報告書は、大国が上位に入りにくくなったとし、「上位10か国のうち、人口1500万人を超える国はオランダとオーストラリアのみで、上位20か国で3000万人超の国はカナダと英国のみ」と指摘した。
連続最下位となったのはアフガニスタンだ。同国は2021年の米軍撤退に伴うイスラム主義組織タリバンの政権復帰により人道的危機が強まっている。
報告書は2012年から公表されている。1人当たりの国内総生産(GDP)や健康寿命、社会的支援、選択の自由度、他者への寛容さ、腐敗の認識の6項目について、自身の幸福度を0から10までの段階で国民に評価してもらい、過去3年間の平均値を基に算定している。【翻訳編集AFPBBNews】
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