オランダ極右党党首、首相就任を断念
【ハーグAFP=時事】オランダで昨年11月に行われた下院総選挙で第1党に躍進した反イスラムの極右・自由党(PVV)のヘルト・ウィルダース党首は13日、支持が得られないため首相就任を目指さないと述べた。≪写真は極右・自由党のヘルト・ウィルダース党首≫
ウィルダース氏はX(旧ツイッター)への投稿で、「連立内の全政党に支持された時にのみ首相になれる。そうはならなかった」とした。「私自身の地位よりもわが国と有権者への愛の方が強く、より重要だ」とも述べた。
総選挙後、PVVは中道右派・自由民主党(VVD)、やはり中道右派の農家市民運動(BBB)、反汚職を掲げるピーター・オムジヒト氏が立ち上げた中道・新社会契約党(NSC)とともに連立協議を行ってきた。
しかし、PVVがイスラム教のモスク(礼拝所)、聖典コーラン、女性用のスカーフの禁止や、欧州連合(EU)からの離脱を公約に掲げていることに他の政党が反発。今年2月にはNSCが協議を離脱した。
その後、調停人の下で協議は続けられ、14日に結果が報告されることになっている。公共放送NOSは、専門家で構成される「議会外内閣」が組閣される公算が大きいとしている。【翻訳編集AFPBBNews】
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